« 裁判のフェアプレー | トップページ | マイソール備忘録 »

2018年7月24日 (火)

検事は何を考えている

検察官は,犯罪者を起訴するヒトです。

民事の裁判では,普通のヒトが普通のヒトを提訴します。

慰謝料や建物の明け渡し,離婚などを請求します。


刑事の裁判では,検察官が普通のヒトを起訴します。
罰金刑や懲役刑を請求します。


基本的には,警察官が捜査し,それを受けて検察官が起訴をするわけ。
送検という用語,ニュースで聞くと思います。
これは,検事に事件を送った,ということです。


警察が集めた証拠をみて,検事が,起訴するか,不起訴にするか決め,起訴する場合は検事が訴訟(公訴)追行をします。


ということで,刑事裁判では,検事vs弁護人となります。
ですから,検事が何を考えているか,極めて重要となります。
訴訟の相手方ですからね。




弁護士が書いた書籍も,裁判官が書いた書籍も,世にあふれています。
警察官向けの本も結構あります。


が,検事が書いた書籍となると,ほとんどないのです。

なんででしょうね,需要がないからでしょうか。


検事って,何を考えているのでしょうか。
Σ( ̄ロ ̄lll)
ということで。


検事が書いた論文を取り寄せました。


「刑事弁護の在り方 検察官からみた刑事弁護」
現代刑事法2002年5月
麻生光洋さん。


内容は。


弁護人は,誠実に刑事弁護しろよ。
勾留満期近くで勾留理由開示請求するな。
黙秘させるな。
取り調べの立ち合いを求めるな。


などなど。
なんていうか,完璧なポジショントーク。(◎´∀`)ノ
当たり前か。


でも,読んでみて,検事側が嫌がることがだいたいわかりました。
嫌なことやらないで,と書いてあるので,ある意味では分かりやすい。



元検察官が書いた刑事弁護の本とか,出ないかなあ。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いわき:みぎは法律事務所 弁護士 戸川 瑛

法律相談の予約をしたいので,弁護士戸川瑛のホームページへ行く

« 裁判のフェアプレー | トップページ | マイソール備忘録 »

法律の話」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く

(ウェブ上には掲載しません)

トラックバック

この記事のトラックバックURL:
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/552585/66903209

この記事へのトラックバック一覧です: 検事は何を考えている:

« 裁判のフェアプレー | トップページ | マイソール備忘録 »