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2017年7月13日 (木)

訴訟で正面からやりあうな?

みなさんは,敵に遭遇したとき,どのように戦いますか?


もちろん,相手はビジネス上の敵かもしれません。

親族と口論かもしれません。

酔っ払いとリアルに殴り合いかもしれません。



元自衛隊員が現代戦の戦術を解説する「戦術の本質」という本によれば,なんと,「戦いは迂回が基本」らしいですヨ!!








こんにちは,いわきの弁護士の戸川です。


企業「戦略」などと言いますよね?
このように,軍事技術や思想がビジネスに入ってくることは珍しくありません。

しかし,私は,軍事物なんてまったく読まないので。
この本,知らないことばかりで勉強になりました。


●現代の戦術の基礎


 ①迂回
 ②包囲
 ③突破
の3つがあり,基本はなんと①迂回


防御側は,有利な場所に陣営を築いている。
よって,攻撃側はそのまま軍事衝突をしてはいけない。
まずは相手の退路を塞ぐように迂回し,相手を陣営から引きずり出すべき,とのこと。


ふーん。Σ(゚д゚;)

みんな,色々考えて戦ってるんだナー。




弁護士業務で言えば。
「ここは争点になるだろう」と思って相手が厚く反論してくるところ,それ以外に叩けるサブ論点がないかきちんと探すってとこでしょうか。

裁判では,ある論点について大々的に反論を展開しないと,裁判官も


「その論点はあんまり争いがないんだな」


と誤解して,そのまま裁判が進んでしまうことがわりかしあります。

請求を基礎づける全要件をきちんと吟味し,相手の争点設定に惑わされないことが肝心ですね。

日本では,軍事というだけでアレルギーを起こす人が多いですが。
もっと研究されていい分野だと思いました。


正面から対峙してはいけない・・・・・
相手の陣地で戦闘してはいけない・・・・

クレーマー対策にも応用できそうですね!!


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いわき:みぎは法律事務所 弁護士 戸川 瑛

法律相談の予約をしたいので,弁護士戸川瑛のホームページへ行く

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コメント

自分では、どうしようもなくなってから弁護士事務所に駆け込んでくる当事者は、得てして自分に都合のいい事だけを言い、いざ裁判になると、代理人も知らされていなかった意外な事実がポロポロ出てくることある。

ラリホーをかけてから戦う。

はるなさん>そういうこと,ありますよね。

ヴァンさん>ラリホー使える僧侶を紹介してください。

最近、裁判官よりベテラン代理人の方が年齢がいってる傾向がある。争点を絞っていく上で、虚偽の準備書面を乱発するベテラン代理人は新米裁判官の弊害だけでなく訴訟解決を遅らせる。依頼人の利益を優先する事は、相手の主張に嘘で応戦することではなく、落としどころを見つけ訴訟を終結するのがベテラン代理人とみつけたり

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