« 2017年4月 | トップページ

2017年5月

2017年5月23日 (火)

緊張をとる

裁判では,10件に1件くらいは当事者尋問といって,ご本人が裁判所に出廷し,証言します。

もちろん,証言するのも裁判所に入るのも人生で初めてですから,みなさん,がちがちに緊張していることが多いです。

ヾ(.;.;゚Д゚)ノ



演技指導されている方が書いた本。

俳優は緊張しない。なぜか。

緊張をとる方法を知っているから。


物語は,プレゼンで緊張したくない若手社員とバーのママ(元女優)の会話形式。


緊張をとるために,


①ジブリッシュ(意味の分からない言葉でしゃべりまくる)
②呼吸法
③二段階で考える


など,身体や心の操作方法が伝授されていきます。



弁護士は,成り立てのころは別として,裁判所に行っても微塵も緊張しません。
が,それは結局慣れているだけです。

嫌な相手から電話があったときとか,友好的でない人間に電話して何かをお願いするときとか,加害者代理人として被害者に電話するときとか,緊張する場面は弁護士10年目でもあるのですが。
緊張して良いことは全くないので,リラックスしなきゃな,とは思います。


でも,「リラックスしよう」でリラックスできたら,世話ないですよね。


演技指導系の本は初めて読んだので。
手をゆっくり動かしながら呼吸するとか,ジブリッシュとか,まず初めにありえないほど大げさにやってみてその後普通にやるとか,知らないメソッドだらけで,かなり勉強になりました。


ジブリッシュというのは,タモリが最初の芸でやっていた,わけわからん外国語らしきもので話しまくる,に近いのですが。


事務員さんがいない間にこっそりやるのですが,はっきり言って,変人以外の何者でもありません。


弁護士がひとりで,訳の分からない言動をぐじゃぐじゃ1人で喋っている。



でも,誰かに迷惑かけているわけでもないので,恥ずかしいと思うこと自体が合理的ではないんだろうな。


面白かったので,別の演技指導の本も買ってみようかな。
「できる若手弁護士」を普段演じなければならないからね。
(◎´∀`)ノ


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いわき:みぎは法律事務所 弁護士 戸川 瑛

法律相談の予約をしたいので,弁護士戸川瑛のホームページへ行く

2017年5月16日 (火)

交通事故の賠償額を減らそう

交通事故の加害者側の本を購入。

私の知る限り,この本以外は全て被害者側からの本であり,「(過剰)賠償請求に対してどう対応するか」という本はこれが唯一だと思う。


内容も,

・接骨院の治療の相当性
・自営業者で収入資料がない場合
・保険等級が下がった場合の保険料増額分の損害性


など,実務上クサイところがきっちり書いてあり,一読の価値がある。


さらに,法律知識だけでなく,被害者からの「●●なのに何故払えないのか!!」という叫びに対し,「法律上は●●となっております,ご理解下さい」などという問答集がついているため,具体的な被害者対応の方法まで分かる素晴らしい本である。



弁護士業務で辛い業務は,明らかに加害者側の代理である。
謝罪しつつ,「法的にはこれ以上はお支払いする義務はありません」と言って賠償額を削るのが仕事にならざるをえず,それに対して罵倒されるため,精神的に辛い業務である。


しかし,被害者と加害者は一対であるから,2回に1回は加害者側をやることになる。
保険会社のコールセンターも,東電のコールセンターもそうだが,どれだけ非があろうとも過剰な賠償はできない。
加害行為は加害行為,でも適切な賠償の範囲は別の話,と頭のうえで割り切るのは簡単だが,基本的に人間は「良い人」でありたいため,賠償額を削ろうとすることに罪悪感を伴うことが多い。


東電のコールセンターなど,話していてムカっとくるほど冷静かつ断固として賠償に応じない場合があるが,そのタフさだけは見習わなければならないと思うことがある。コールセンターの人も大変だろうが。




・・・・・まあ,今の時代,交通事故は誰もが加害者にも被害者にもなりえるので。
できるだけ,運転しないようにしよっと。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いわき:みぎは法律事務所 弁護士 戸川 瑛

法律相談の予約をしたいので,弁護士戸川瑛のホームページへ行く

2017年5月 9日 (火)

消費税払え!!

消費税を振り替えますよ,という通知が税務署からキタ。


Img_3654


まあ,ウチはガンガン多数の事件を処理しているわけではないので。
金額もたかがしれているのだが,税抜き売上金額の8%なので,数万円というものでもない。


正確にいうと,簡易課税制度というのを利用しているので,8%の半額である。

さらに,中間納付額という,前年度の実績をもとに半額くらいを予納させられるので,計算上の税金の金額の2分の1くらいを年度初めに納めることになる。



事業をやっていて怖いのが,こういった税金の類が,「後払い」で請求がくることである。

消費税以外にも,所得税,住民税,事業税,健康保険税,国民年金の請求が次々とくる。それらはすべて数十万円,場合によっては100万円レベルの支払である。



サラリーマンであれば,給料をもらう際にこれらが強制的に天引きされているため,「後日,税金の請求がきて払えない」という事態は原則生じない。


しかし,個人事業主は,いったん売上が入って,家賃人件費を払って,さあ使っちゃおう!!として全額使うと,翌年に税金の請求がきて資金繰りに窮することになる。利益の3-4割は公租公課でもっていかれるのである。


弁護士をしていると,税金の滞納案件や税金の支払に窮して多重債務,という案件をチラホラみかける。何も知らないで事業をやっていると,必ず税金の後払いで不意打ちをくらう。



税金は,知らないでいるとこのように「不意打ち後払い」請求によって廃業に追い込まれる可能性もあるが,「知っている」だけでダイレクトに納付額が減る,面白い制度でもある。


例えば,誰かを扶養していれば同居していなくとも扶養控除が使えるし,介護度が重くなれば「障害者」控除が使えることもある。震災で壊れた家屋の除去なら除去に要した費用に雑損控除が使えることもある。風評被害に対する東電の賠償金も,逸失利益に対するもので課税取引にあたらないという理由で不課税取引と扱う税務署も多い。
(申告するときは税理士か税務署に確認してください。)


これらを知らないで申告納付している方は100万円レベルの損をしていることになろう。

「申告書」という紙切れにちょろちょろ書くだけで税金の金額が合法的に変わるのは,見ていて魔法のようである。




まあ,震災で被害がなく扶養家族も介護している家族もいるおれっちには,関係ネーけどな。(◎´∀`)ノ

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いわき:みぎは法律事務所 弁護士 戸川 瑛

法律相談の予約をしたいので,弁護士戸川瑛のホームページへ行く





2017年5月 2日 (火)

弁護士のスーツはいくらか?

弁護士ドットコムという冊子に,




「勤務時の服装(時計など装飾品除く)に年間いくらかけていますか」



という弁護士へのアンケートがのっていました。

多い順で

①6-10万円 29.6%
②11-20万円 26.4%
③1-5万円 18%


となっており,平均すると,月1-2万円というところでしょうか。
さすがに③は全員若手だろう。


若手弁護士のスーツをみると,別に可もなく不可もなく,という感じのスーツの方が多いですが,やはり中高年の弁護士のスーツは見ただけで上物と分かるモノが多い感触です。
シャツもつやつやして,型がしっかりしているものが多い。

少なくとも昔はブルジョワな職業でしたから,シャツもスーツも靴も高級品なんでしょうね。


私はスーツ自体を着ないという,ランキング外アウトカーストですが,故に,靴も時計もそれなりに高価なものを身につけているつもりです。・・・・・誰も気づいてくれないけどね。
┐(´д`)┌


ジャケットは10万円くらいのものを概ね着用していますが,パンツはというと,こっそりジーンズで業務しています。・・・・・・どうせ真っ黒だから,誰も気づいてないはず。
┐(´д`)┌



アンケートからすると,概ね10-20万くらいのスーツを買って,1万円くらいのシャツを買う感じなんですかね,みなさん。
なぜか,弁護士会いわき支部ではスーツを着ないのは私だけなのですが,今後は,服装も庶民化が進んでいくんでしょうね。


ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
いわき:みぎは法律事務所 弁護士 戸川 瑛

法律相談の予約をしたいので,弁護士戸川瑛のホームページへ行く

« 2017年4月 | トップページ