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2016年4月26日 (火)

依頼者は本音を語るか?

先日、歯医者に行きました。

医者に行くと、弁護士にとっては大変いい勉強になります。
患者と医者の間には圧倒的な知識の差があるからです。
弁護士を前にした依頼者さんの気持ちを疑似体験できます。
普段は、先生と呼ばれる側。
先生と呼ぶ側の気持ちは,,いつの間にかわからなくなります。

例えば。


先生に、「何かご不明な点はありますか?」
と聞かれる。

先生は忙しいので、質問したら申し訳ないのではないか?
質問すること自体、先生を疑っていることになりはしないか。
などなど、勝手に気をつかってしまう。
なかなか、気軽には聞けないよね。

(ノд・。)


「症状はどうですか?」と聞かれても。

良くなってきた、というのは答えやすいんですが。
悪い、良くならない、というのは言いづらいところがあります。
正直に申告したら、変に強い薬が出てきたり、抜歯なんてことにならないだろうか。
そんな不安があるのですね。
良くなさそうな事実ほど、しゃべりたくない。

冷静に考えれば,きちんと情報提供して適切な治療を受けた方がいいに決まっているのですが。うーん。

(´Д⊂グスン


自分に不利な事実も積極的に話す依頼者さんはそうはいません。
話を聞く専門職の方は、行間を読み態度を読み、信頼関係を築くよう努力しなければならないのだね。
医者もそうだと思いますが、適切な情報を取れなければ適切な見通しは立てられません。


信頼関係すなわち「ラポール」の形成は、一朝一夕でなるものではありません。
基本は、「相手の話を聞いて受容と共感」、となりますが。
あんまりカウンセリングに徹してしまうと、必要な事実を聞きとらないまま、時間ばかりが過ぎてしまいます。それはそれで問題。
あくまで、おいら弁護士、訴訟に必要な事実を聞きとらないと、、、

とりあえず、歯を磨いて。
自分が医者にかかった時の気持ちを忘れないようにしたいと思います。

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いわき:みぎは法律事務所 弁護士 戸川 瑛

法律相談の予約をしたいので,弁護士戸川瑛のホームページへ行く

 

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コメント

悪い話ほど先に言うのは、ビジネスマナーの基本ですよね。
自分を守ってくれる弁護士には、全てを話しましょう!

話して下さい!

歯医者→治りますよね?→治りますよ!
弁護士→勝てますよね?→最大限の主張はします。。。←あいまい

弁護士も大変ですね・・・・・歯医者だって,虫歯治療は悪いところを削るだけでしょう。それを治すって表現するのはどうかと思います。

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