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2013年5月23日 (木)

裁判官は,予断なし?

刑事裁判には,「起訴状一本主義」という原則があります。



検察官が起訴をすると。

「起訴状」というA4の紙切れが裁判所に提出されるわけです。

「被告人は,平成26年8月21日午前11時5分ころ,福島県いわき市平●●所在の●スーパーにおいて,店長●●管理にかかるターメリックのスパイス等(合計時価500ルピー)を窃取したものである。窃盗罪」

みたいなことが,起訴状には書かれているわけですが。




起訴状一本主義により,裁判官は,「裁判が始まるその直前まで,この紙切れ以外の資料を有していない」ということになるわけです。

逮捕の令状を出す裁判官も,裁判をする裁判官とは別の裁判官がやり。
裁判前に,予断を抱かせないようにしているわけですね。




でも,数年前に,「公判前整理手続」というのが始まり。
裁判前に,色々検察の主張や弁護側の主張も裁判所に分かるようになり。
起訴状以外の事実も,裁判官は知っているし。



そもそもですね。

裁判が始まるまで,裁判のことを何も知らない,というのは,手続の進行を決めるうえで,重大な障害になるわけです。形骸化するのも,仕方ないでしょうね。


誰だよ,こんな無意味な原則作ったの。


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いわき:みぎは法律事務所 弁護士 戸川 瑛

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