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2010年6月30日 (水)

合法的に訴訟を引き延ばす方法。

私の仕事の主なものは、

「消費者がお金を借りて返したときに、払いすぎた違法な利息返せ」

というものです。

そういうのは、貸金業者がどこにいようと、いわきで訴訟できるんですが、

たまに、

「いわきは遠いので、ウチの本店所在地の裁判所でやってください」

という移送申立、というものが業者から行われます。

だいたいは、

「業者は資金力がある。消費者は金がない。消費者を遠隔地に呼び出して証言をさせるのはかわいそうだ(大意)」

というような裁判所の決定が出て、移送が却下されます。

この移送申立。第一回目の裁判の前にやらなければならないんですが。

第一回目の裁判が7月5日だったとしましょう。

7月初旬に、この移送申立を受けると、

「移送すべきかどうか判断するから、7月5日は延期しましょう」

ということになってしまうんですね。

一回、それで時間稼ぎされてしまいました。

しかし。

これを、私の依頼人が訴えられている事件で使うと、どうなるか。

つまり、第一回目の裁判直前に移送申立すれば・・・・・・・。

第一回目の裁判が延期されて、時間稼ぎができる?!

さあさあ、時間稼ぎ、しよっと!
(◎´∀`)ノ

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みぎは法律事務所 弁護士 戸川 瑛

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コメント

こんばんは。
時々、拝見させていただいています。
質問、よろしいですか?
質問その1、過払い訴訟で、時間稼ぎするメリットって何ですか?
質問その2、この移送って、どんな訴訟でも可能なんでしょうか?

いつでも野菜さん、コメントありがとうございます。ベジタリアンさんでしょうか(笑)

1 こちらが過払を請求する側であれば、時間稼ぎすることにメリットはありません。過払を請求される側(貸金業者)であれば、引き延ばしている間に業者は18%でお金を貸し出し、一方では訴訟引き延ばしによって引き延ばした分、遅延利息5%を払えば良いだけになりますので、その差額分得できます。
 また、普通の訴訟でこちらが訴えられた側の場合、時間稼ぎすれば、①弁護士を選任する時間が増える②選任された弁護士が準備できる時間が増える といったメリットがあります。
2 移送の申立自体は、ほとんどの訴訟で可能です(たまに、特許関係とか、裁判する裁判所が決まっているものもあります)が、申立が認められるか否かは個別の事情によります。

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